平成28年度給食メニュー
食育の日給食
〇献立
・ごはん ・牛乳 ・さんまの塩焼き ・ちくぜん煮 ・油麩味噌汁 ・柿
10月は“魚を上手に食べよう”をテーマに献立を計画しました。学校給食では骨を取った魚を出すことが多く,骨を取りながら魚を食べる練習にはさんまが最適です。9月にもさんまの塩焼きを提供していますが,秋が深まりさらに脂がのってきたさんまを食べてもらいました。10月の給食便りにはイラストでの魚の食べ方を記載し,小中学部の食堂前にはさんまの食べ方を写真にして提示しました。また,高等部ではフェルトで作った魚の教材でさんまの食べ方を伝えたところ,子どもたちはサンマと格闘しながらも頑張って骨を取って食べていました。これからもう少しの間はさんまが水揚げされます。ご家庭でもお子さんと一緒に食べ方の練習をしてほしいと思います。
[食堂前の掲示]
食育の日給食
〇献立
・栗ご飯 ・牛乳 ・さんまの塩焼き ・ほうれん草の磯香あえ
・だんご汁・豆まめデザート
9月は15日の十五夜にちなみ“お月見献立”として実施しました。だんご汁の中のだんごや里芋をはじめ,栗やさんま,枝豆など,お月見にお供えする食べ物や,秋のおいしい食べ物をたくさん使った秋を感じられる献立にしました。
「栗ご飯」は,喜んで食べる生徒,栗を取り除いて食べる子など様々でしたが,栗の風味をほんのり感じてもらえたのではないかと思います。
「豆まめデザート」は,二層になっていて,下の層は白いんげん豆で作った牛乳ゼリー,上には枝豆のずんだソースをのせた豆たっぷりの和風デザートです。このデザートは利府支援学校の栄養教諭の先生に教えていただいたものを少しアレンジして提供しましたがとても好評でした。
また,9月19日は敬老の日でした。日本人の長寿の理由の一つに「食事」があげられます。バランスのとれた食事をするためには1日30品目の食品を食べることが目安となるそうです。この日の給食は20種類の食品を使用しています。栄養面や食べる体験を増やすという視点から,今後も多くの食品を取り入れた給食を提供していきたいと思います。
夏バテ予防献立
〇献立
・夏野菜カレーライス ・牛乳 ・アメリカンサラダ ・小玉すいか
毎年,暑い夏休みを元気に過ごしてほしいという願いを込めて,夏休み前には夏野菜カレーを給食に取り入れています。定番の人参,じゃが芋,玉ねぎの他に,トマト・なす・かぼちゃ・ピーマン・ズッキーニが入った野菜たっぷりカレーです。苦手な野菜もカレーの中に入っていると食べられる児童生徒もいるようです。サラダは児童生徒に人気の「アメリカンサラダ」です。少し甘めのフレンチドレッシングで和えた野菜の上に砕いたポテトチップスをかけて食べます。ポテトチップスはおやつとして食べるだけでなく,少しの量を食事として取り入れると野菜もおいしく食べられるようです。果物は夏の果物の代表「すいか」です。水分が多いので,水分補給にもなり,おやつにもおすすめです。(給食前には,夏休み中のおやつの取り方も気を付けてほしいというメッセージも伝えてもらいました。)
夏休みも栄養バランスの良い食事をとりながら,夏の食事を楽しんでほしいと思います。
オリンピック献立
〇献立
・えびピラフ ・牛乳 ・パステウ ・フェイジョアーダ
・卵とチーズのスープ ・コーヒープリン
夏休み中に開催されるオリンピックにちなみ,開催地ブラジルの料理を取り入れました。ブラジルではご飯は油で炒めることが多いそうなので,バターで炊いたピラフにしました。「パステウ」は,ブラジルの屋台やおやつでよく食べられる揚げ餃子のような料理です。加工品を使用しましたが,サクサクの食感で楽しく食べられたようです。「フェイジョアーダ」はブラジルの家庭料理や外食でもよく食べられているもので,フェイジョとは“豆”,アーダは“混ぜて煮る”という意味だそうです。デザートはブラジルが生産世界一を誇るコーヒーを使った「コーヒープリン」です。ほろ苦いコーヒー味でしたが,プリンの甘味で食べられたようです。食べ慣れない味もあったと思いますが,それぞれにブラジルの食事を感じてもらえたのではないかと思います。
七夕献立
〇献立
・ちらし寿司 ・牛乳 ・いかのカレー揚げ ・ミニトマト
・七夕そうめん汁 ・はちみつレモンゼリー
七夕の天の川に見立てたそうめん汁はオクラの切り口が星の形をしています。焼き麩も星型のものを使用しました。また,暑くなってくると食欲が落ちますが,カレー味や酸味の味付けにすると食べやすくなります。この日の給食では酢を使ったちらし寿司,レモン果汁を使用したゼリーを取り入れました。また,いかもカレー味にして,夏向きの味付けにしています。