2024年9月の記事一覧
9月の給食について
9月に実施した給食を紹介します。
〇17日(火)【十五夜献立】
献立:ご飯・牛乳・さんまの塩焼き・キャベツのおかか和え・おくずかけ・ずんだデザート
十五夜にちなみ、秋の食材を取り入れた『お月見献立』を実施しました。数年前までは当たり前のように気仙沼産のさんまを取り入れていましたが、今年も水揚げが少なく、昨年とれた冷凍さんまを使用しました。それでも、大型の脂ののったさんまを使うことができ、児童生徒もおいしく食べていたようです。さんまは、児童生徒に好まれていることを改めて実感しました。できれば11月までには今年のさんまを提供できるように、今後の水揚げに期待したいと思います。
残暑が厳しかった9月ですが、少しずつ秋の気配がしてきました。10月も猛暑の影響が残ると思いますが、秋の味覚を味わってもらえる献立を予定しています。
〇18日(水)【みやぎ水産の日献立】
献立:ご飯・牛乳・かつおと凍り豆腐のオーロラソース・切り干し大根のカレー煮・小松菜の味噌汁
毎月第3水曜日は“みやぎ水産の日”です。今月のテーマ食材は「かつお」です。さんまは不漁ですが、かつおは今年も豊漁のようです。角切りにしたかつおは唐揚げにして、たれを絡める調理法でいろいろな味付けで提供しています。今月は児童生徒の好きなケチャップ味のオーロラソースでの提供でした。かつおは御家庭ではお刺身やたたき等、生で召し上がることが多いと思いますが、加熱して食べると“かみかみ献立”にもなります。かつおと一緒に凍り豆腐も一緒に揚げてあります。抵抗なく食べられますので、御家庭でもぜひお試し下さい。
〇給食調理の様子を紹介します
今月は「豆とチーズのサラダ」の調理の様子を紹介します。
給食では「サラダ」と言っても野菜も全て茹でるなど、加熱調理が原則です。加熱すると、ビタミンが損耗しますが、茹でるとかさが減るので野菜の量をたくさん摂ることができます。野菜の種類やドレッシングの味を変えるなど、様々なサラダを提供しています。今月は、「豆とチーズ」が入っています。茹でた後の野菜は素手では触れず、使い捨て手袋を使用して衛生的に調理を行っています。
8月の給食について
8月に実施した給食を紹介します
〇27日(火)ご飯・牛乳・豚肉のしょうが炒め・塩ゆで枝豆・キャベツの味噌汁・ミニレモンゼリー
〇28日(水)ソースやきそば・牛乳・わかめスープ・夏色ゼリーあえ
〇29日(木)ご飯・牛乳・さばのまろやか煮・ゴーヤチャンプルー・もずく汁
〇30日(金)夏野菜カレーライス・牛乳・きゅうりの中華和え・蒸しとうもろこし
夏休み明けは今しか味わうことのできない夏野菜をたくさん使った献立を取り入れました。「塩ゆで枝豆」、「蒸しとうもろこし」等、素材そのものを味わえるものも、この季節ならではです。
年に一回取り入れている「ゴーヤチャンプルー」は、苦いゴーヤも食べられたという経験をして欲しいと思い、なるべく苦みを抑えるように下処理(塩もみ、下茹で)をしています。「おいしかった」と、難なく食べられた児童生徒も多かったです。ぜひ、御家庭でもお試し下さい。
また、冷たいデザートも取り入れました。「夏色ゼリー和え」は、青空に浮かぶ入道雲という夏の空をイメージして作りました。青はソーダ味、白は杏仁豆腐味です。蒸し暑い日だったので、一番先に食べている様子も多く見られました。
「夏野菜カレーライス」は、それぞれの野菜がほどよく煮え、野菜の苦手な児童も食べていました。小学部では、給食前の3時間目に、夏野菜カレーに入っている野菜も使った“野菜スタンプ”を行っていました。授業で触れた野菜が給食にも入っているということで、いつも以上に興味を持って食べられたようです。生活単元学習「季節を感じよう」の授業ですが、食育にもなっています。
食べないだろうと思っているものや苦手なものでも、何かのきっかけで興味を持ったり、食べられるようになることがあります。今後も食べるきっかけ(チャンス)を提供していきたいと思います。