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9月の給食

9月に実施した給食を紹介します

【みやぎ水産の日献立】

〇16日(水)

献立:ご飯・牛乳・さんまのかば焼き・五目きんぴら・かきたま汁・梨

 毎月第3水曜日は「みやぎ水産の日」です。今月のテーマ食材は“さんま”です。

気仙沼にさんまの水揚げがない状況が続いています。今回は去年の冷凍さんまを使用した「さんまのかば焼き」を提供しました。でんぷんをつけて揚げたさんまに甘辛いたれを絡めた「かば焼き」は,給食のさんまのメニューの中でも人気があります。かば焼きを御飯の上に乗せて食べていた児童生徒も多かったです。早く気仙沼港にたくさん水揚げされることを期待して,今後もいろいろな味付けで食べてもらう予定です。

 

【9月の給食から】

〇25日(金)

 献立:牛丼・牛乳・大根のごま酢あえ・キャベツの味噌汁・ゴールドキウイ

普段,給食では価格面の理由で,国産しかも宮城県産牛肉を提供する機会はほとんどありません。今回は,『国産農畜水産物を活用した学校給食提供事業』で宮城県産牛肉を提供することができました。

この事業は,新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済対策として,農畜水産業への影響を回避するとともに農林水産業について児童生徒への理解醸成(食育)に寄与する観点から実施されているものです。

給食時間には,各教室から「宮城県産の牛肉美味しいね」という声をたくさん聞くことができました。

国産牛には個体識別番号がつけられていて,牛が生まれた日や飼育された場所など,牛の一生を知ることが出来ます。今回,いただいた牛の情報を知ることで,「牛は牛肉である前に牛だった」いう当たり前のことを改めて考えました。

今回は給食時間に,コロナウイルス感染拡大による影響について伝えましたが,11月には「命をいただいていること」について,子どもたちに伝えようと思います。

ご家庭でも国産牛肉を購入した際には,ぜひ個体識別番号の検索をしてみてください。食べる気持ちが少し変わるかも知れません。