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2021年10月の記事一覧

机と椅子の高さ,合っていますか?

10月も半ばを過ぎ,今年度も後半に突入ですね。

日々の御支援,御指導,お疲れ様です。

地域支援の中で,幼稚園・保育所,学校などを訪問させていただいています。

お子さんの様子を参観させていただいたときに,

・机の下に足が入らず,足が脇にはみ出している。

・机と体の距離が離れすぎている。(椅子を後ろに引いた状態で座っている)

・脚を伸ばして浅く腰掛けている。

・頬杖をついている。

・猫背になっている。

このような様子が見られたときは,机と椅子の高さが体に合っているかな?と気になります。

机が低くて足が入らないために,脇に出ていたり,前に投げ出すような座り方になってしまったり,書こうとすると体を丸めなければ書けず,猫背になってしまったり。逆に,高すぎてよく見えないまま苦しい姿勢で書いていたり。

お子さんの成長はあっという間です。学年の始まりの時に,体に合わせた机と椅子を用意してくださっていても,その後の成長により,合わなくなっていることがあります。

姿勢の崩れが見られたり,文字を書くこと,机上の作業がしづらそうなときは,机と椅子の高さが体に合っていて,学習・作業しやすい環境にあるか,調整してあげてください。

 

・足の裏がしっかり床面に着いていますか。

・肘,腰,膝が90度くらいになりますか。

・机と足(太もも)の間に適度な隙間がありますか。

 

子どもたちが学習や作業に向かいやすい環境作りをお願いいたします。

 

参考にしたサイト

【norokka】 ⼦どもの姿勢が気になる方へ姿勢の基礎知識

研修会の講義動画を配信します

先にお知らせいたしました「専門性向上研修会」の講義動画を配信いたします。

このたび,気仙沼市教育委員会から多大なる御協力を賜り,8月20日の講義動画を配信する運びとなりました。

8月24日に「気仙沼市特別支援教育コーディネーター連絡協議会研修会」において,本校共催にて実施した研修会と同様の内容です。

なお,本校の支援圏域である気仙沼市・南三陸町の幼稚園・保育所・保育園・こども園,小学校,中学校,高等学校,関係機関の皆様を対象とした限定公開といたします。配布しました文書に沿って手続きいただき,講義資料と併せて御覧ください。

 

「発達障害特性の多様な姿~生きづらさを感じている子どもたちの実態と対応」      

      新潟大学大学院教育実践学研究科 教授 長澤正樹 氏

 

※他地域の皆様は、以前のブログに掲載しました参考となるサイトを御覧ください。